警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(25、26日 単位・レベル)
20代による強姦増加
【治安うんちく】
東京・葛飾区で15歳の女子高校生の尻を触ったなどとして、15歳の少年が逮捕されたり、長崎市では高校生7人が大麻を所持していたとして逮捕され、大阪府東大阪市では「カレーを食べに行ったら店が閉まっていたので腹が立ってライターで火を付けた」として16歳のアルバイト少年が捕まっている。
少年だげではない。北九州市のアパートでは36歳の娘の首を絞めて殺害したとして、61歳の母親が殺人で逮捕され、岩手県紫波町の住宅で妻を殺したとして83歳の夫が逮捕されるなど、犯罪者には年齢など関係ない。どんな年齢に犯罪者が多いのか?今年に入っての傾向を調べてみた。
警察庁によると、今年2月現在で重要犯罪の犯行時の年齢は殺人が30歳代、強盗は70歳以上の高齢者。強制わいせつは14歳から19歳が増加しているという。
罪種別で増減をみると一番増加した年代は、殺人では127人が逮捕され、うち30歳代は前年同期より13人も増え32人となった。
強盗は231人のうち各年代が減っているのに70歳代が2人増加して計6人になった。
強姦は123人のうち20歳代の増加が著しく26人も増えて56人になり半数を占めた。やはり…絶倫なんですね。
注目すべきは強制わいせつ事犯。逮捕者387人のうち75人が14歳から19歳の未成年者で前年より20人も増えているのだ。体力的には大人だから…
過去にはこんな特異な事件がある。昭和52年には岩手県で2歳の少女が赤ちゃんの顔をカミソリで切り刻み殺害。53年には3歳の幼児7人が2歳児を砂で窒息死させるという信じられない事件が東京・世田谷区の都営団地の公園で発生している。
そして54年には大阪府東大阪市で、2歳の長女が生後6カ月の次女に強心剤を飲ませて殺害した事件があるほか、高齢者による事件では奈良県大和郡山市の住宅で91歳の妻の首を絞め殺害したとして96歳の夫が逮捕されているが、調べてみてもこれ以上の高齢者はいなかった。
そして近年は刑法犯全体が減少するなかで、高齢者による強盗事件などが増えており、全国の刑務所では入所者の高齢化が進み、介護という新たな業務が持ち上がっているという。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
最近のコメント