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2017年3月20日 (月)

2017年3月20日 (月)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(20、21日 単位・レベル) 
強姦、放火が増えている
【治安うんちく】

 

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 治安情勢を観察する上で、ひとつの指標となるのが殺人や強盗、放火などの重要犯罪。刑法犯全体が減少傾向にあるのに今年に入り放火と強姦が増加する傾向にあるのが気になる。
 警察庁によると今年2月までの重要犯罪認知件数は1472件で前年より151件の減少。罪種別では強制わいせつの675件で前年比-44件。以下、強盗の291件で同-102件、殺人の143件で-14件などだが、強姦が160件で同+2件、放火が183件で同+17件だった。
 ランキングでは大阪の192件、東京の180件、神奈川の121件、愛知の108件、埼玉の90件の順。
 認知件数の少ないのは島根の2件、福井の3件、鳥取、長崎、山形の各4件と極端な差がある。
 これに対して検挙率は84.6%で前年より1.7ポイント減っている。ランキングでは島根の300%、香川の166.7%、滋賀の116.7%、宮城の115.6%、富山の114.3%など。低かったのは山梨の16.7%、福島の41.7%、栃木の43.8%、千葉の45.6%、石川の53.3%と続いた。
 これら検挙率の高かった警察と低かった警察の警察官1人当たりの負担人口を比べてみると必ずしも負担人口が少なく余裕のある警察が高いと言う訳でもない。参考までに負担人口数(警察官数は平成28年、人口は同27年の数字利用)は次のようになっている。
 300%の島根は468.6人。以下香川の543.0人、滋賀の626.4人、宮城の615.7人、富山の556.5人。
 これに対して検挙率が低かった山梨は510.7人、福島が553.3人、栃木が587.1人、千葉が543.0人、石川が589.0人。
 事件の認知件数や事件の形態など総合的に関係しているとみるのが妥当だ。しかし、警察は結果論が問われる。やはり高いことに越したことはない。
 東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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