警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日 単位・レベル)
大麻取締法事犯が増加
【治安うんちく】
メキシコから161億円相当の覚醒剤を密輸していたメキシコ人の女ら3人が逮捕された。コンテナ船を使ってメキシコから横浜港に輸入していたもので230キロにものぼることから海外の薬物組織による犯行とも見られている。
群馬県桐生市のアパートで大麻草を栽培していたとして警視庁はベトナム国籍の27歳の男を逮捕。同アパートから大麻草400本を押収したが、これは1回の押収量としては平成20年以降最多だったという。
このほか末端価格25億円相当の大麻草を栽培していたとして大阪市の暴力団幹部(59)ら5人が逮捕されるなど検挙が活発になっているのだが…
覚醒剤―需要があるから供給もあるわけで、東京税関によると昨年1年間で押収した覚醒剤は約447キロで過去最高だったが今年はどうか。
警察庁によると今年1月現在の特別法犯の送致件数は4762件で前年に比べて182件の減少。これを法令別の送致件数でみると、最も多いのは覚醒剤取締法で848件で前年比で6件減少した。しかし送致人員では569人で10人増えている。
これに対して大麻取締法が198件で件数的には少ないが16件も増加している。人員も157人で25人の増となった。今年も薬物事犯は気が抜けない。
ストーカー規制法は61件で、なんと12件も増え人員も41人で3人の増加。法令別で最も増えたのは34件も増えて38件となった著作権法。なお外国人登録法の送致は0件だった。該当事犯が無かったのか?捜査が困難だったのか…
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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