警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(4、5日 単位・レベル)
防犯カメラの威力か
【治安うんちく】
今年元旦、東京港区新橋の路上で55歳の風俗店関係者が通行中の2人の男に殴られた後、意識を失い病院で死亡した―こうした街頭犯罪は防犯カメラの存在もあって減少しているが、新橋の事件では幸い2人が自首してきたものの検挙率が悪い。
警察庁によると今年1月の街頭犯罪の認知件数は2万3168件で前年と比べて2270件も減少した。しかし、検挙率は9.5%とひと桁台で前年より2.2ポイント減らしている。
検挙率の低いランキングでは東京の3.1%、徳島の3.3%、千葉の3.8%、茨城の4.4%、山梨の4.8%と続いた。
これに対して高いのは81.6%の奈良と78.7%の大分。続く3位は48.3%の新潟、富山の47.6%、秋田の44.0%など5割以下のところが多い。
街頭犯罪で最も多いのは暴行の920件で前年より54件減っている。次は傷害で46件少ない693件、41件減の強制わいせつが168件、同31件の恐喝78件の順。
認知件数のランキングでは東京の3841件、大阪の3709件、埼玉の1897件、神奈川の1609件、愛知の1545件と続いた。
街頭犯罪と言えば「ひったくり」があるが、分類上では窃盗にあたるので別掲載とする。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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