警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(3、4日 単位・レベル)
アドバイザーの巡回
【治安うんちく】
先日、警視庁の犯罪抑止アドバイザーが我が家を訪れた。元女性警察官で高齢者宅を訪問して直接語りかけて注意を喚起するという制度。アドバイザーは「私は大丈夫だまされない!」のパンフレッドを配布し、口頭では「お孫さんがいる人の場合は、合い言葉をつくっておくと良いですよ」などと指導していた。
この制度、警視庁で行っているものだが、彼女が手にして説明したのは武蔵野警察管内(武蔵野市)の○○町から○○丁目こどにアポ電(犯人が電話をかけてくる)の回数から、このうち何件が被害に遭い被害額までの数字を記したメモをもとに被害状況を具体的に示しての説得だけに危険性が一層、理解できた。
この振り込め詐欺だが、今年に入り全国的に減少傾向にあるが、警視庁管内は増加しているという。
警視庁管内での振り込め詐欺の認知件数は137件で前年同期より54件の増。一方被害額は4億8630万円で、同2億1370万円も増えている。
これに対して警察庁によると1月現在の全国的な振り込め詐欺の認知件数は883件で同176の減。実質的な被害額は20億4616万円で同1億7939万円のマイナスといずれも減っている。
全国の検挙件数は191件で、これは79件も増えた。この63%がおれおれ詐欺と架空請求詐欺だ。
問題がある。アドバイザーが共同住宅を巡回する際、オートロックの住宅では1戸1戸玄関からインターフォンで確認しなければ建物内に入れない。つまり全戸回るときはその度に玄関の外に出なければならないのだという。
ガスメーターや水道の検針は一度建物内に入ったら、次々に検針ができる。なのに何で警察はいけないのか?交番の警察官から不便さを良く聞かされる。なんで犯罪から守ってやるのに扱いが違うのか? 警察アレルギーなんて言うのあるのかな? 理解に苦しむ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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