北、国外駐在員の亡命警戒…相互監視・密告奨励(23日)読売
【ハノイ=吉田健一】マレーシアのクアラルンプール国際空港で起きた北朝鮮の金正男氏殺害事件で、北朝鮮当局が13日の事件発生後、国外にいる外交官や駐在員らの亡命を警戒し、相互監視の強化を求めるなど締め付けを強めている。
複数の北朝鮮関係者が22日、本紙の取材に明らかにした。
関係者によると、北朝鮮で事件は報道されていないが、当局は、外交官や駐在員が「北朝鮮の関与」を指摘する報道に触れて動揺することを警戒。「同僚や友人に不審な動きがあれば、ただちに報告せよ」と密告を奨励している。
東アジアにある北朝鮮の在外公館の中には、「亡命をそそのかす接触に注意せよ」と公館長が通達したところもあった。北朝鮮の外交官は海外赴任にあたり、基本的に子供の1人を「人質」として国内に残さなければならない。ただ一部の外交官は家族全員での赴任を認められており、そうした外交官への監視は特に厳しいとみられる。
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http://www.yomiuri.co.jp/world/20170222-OYT1T50194.html
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