暴力団幹部の健康状態 別の病院も事実と異なる報告書(15日)NHK
京都府立医科大学附属病院の医師らが、実刑判決が確定した暴力団幹部の健康状態について、事実と異なる内容の報告書を作成したなどとして、病院が捜索を受けた事件で、京都市内の別の総合病院でも、事実と異なる内容の報告書が作成されていた疑いのあることが、捜査関係者への取材でわかりました。警察は、この病院の医師から話を聞いて調べることにしています。
京都府立医科大学附属病院の医師らは、おととし、恐喝事件で懲役8年の判決が確定した指定暴力団、山口組傘下の淡海一家の総長、高山義友希受刑者(60)の健康状態について、「刑務所への収監に耐えられる状態ではない」と、事実と異なる内容の報告書を作成して、検察に提出した疑いが持たれ、虚偽公文書作成などの容疑で病院が警察の捜索を受けました。
高山総長は、14日に大阪刑務所に収監されました。
捜査関係者によりますと、去年、総長が通院していた京都市内の別の総合病院でも、事実と異なる内容の報告書が作成されて、検察に提出された疑いがあるということです。
報告書には「重い不整脈のため収監に耐えられない」などと書かれていましたが、警察が心電図のデータを調べた結果、問題ないことがわかったということです。
警察は、この病院の医師から話を聞いて調べることにしています。
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