警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(3、4日 単位・レベル)
ATMでの還付は絶対に無い
【治安うんちく】
医療費などで還付金があると電話があり「こちらから振り込む」と言われてATMでボタンを操作すると逆に自分の口座から相手の口座に振り込んでしまう詐欺が増加している。還付金詐欺だ。
警察庁によると平成28年の振り込め詐欺の認知件数は1万3605件で前年より864件増加したものの被害額は373億7637万4119円で、こちらは26億6214万1000円の減少。
ところが、増加が目立つのが還付金詐欺で認知件数は3682件で前年より1306件の増。被害額は42億6083万1000円で、なんと前年比で17億1484万1000円の増加だ。
平成18年の認知件数は482件と少なかったが20年には4539件に急増。24年まで減り続けていたがその後、再び増加傾向に転じ、ここにきて4年連続で増加している。
とにかくこの犯罪はおれおれ詐欺や架空請求詐欺とは違い、巧妙に仕組まれている。
たとえば、こんな例がある。
「○○さんですか?医療費関係で還付金があるので国民金融公庫に電話してください」と言われる。かけた電話には「国民金融公庫です」と出るので信用してしまう。
まさに詐欺用の電話で公庫とは関係ない電話番号だ。
そして「国民金融公庫ですが区役所から医療費の還付金を預かっています。○○円なのであなたの口座に振り込みましょう。近くのATMに行って電話ください」と言われてATMの前から電話をかける。
「では振り込みの手続きをしましょう。これから言う番号のボタンを押してください」
と言ってボタン操作させる。
「はい、終わりました。これであなたの口座に○○円が振り込まれました。のちほどご確認してください」
確認するとなんと逆に相手の口座に振り込んでしまうのだ。
銀行でも他の金融機関や役所でも絶対にそんな返金のしかたはない。「ATMで操作しろ」と言った場合は気をつけること。
たとえば「金融公庫に電話しろ」と言ってきても、その番号にかけるのではなく、必ず「104」で調べて電話をかけることです。中には「裁判所の訴訟係」などと言ってきた場合でも、必ず相手の係り名と担当者名を聞いて代表番号でかけることです。
この還付金詐欺、詐欺集団は相手の口座にいくらの残金があることを知っている。そして、預金額のめいっぱいを引き出している。つまりデータが漏れているとしか思えないのである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【東京体感治安判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80〜50
路上殺人や連続殺人・連続強盗・強姦 70〜60
広域重要事件 50〜40
肉親殺人事件(家族の皆殺し事件) 60〜50
放火殺人 50〜30
強盗殺人 50〜20
連続放火 40〜30
各項目に少年が絡む場合 +20〜10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から −50から10
その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱い程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)、ネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。
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