警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日 単位・レベル)
検挙者は減っているのだが…
【治安うんちく】
出会い系サイトを使って会社員の男性を呼び出し、現金などを奪おうとした19歳の少年。大阪市内ではひったくりやスリを繰り返していた15〜16歳の少年6人が逮捕されたほか、なんと自宅に火を付け、家族3人を殺害しようとした19歳の少年も逮捕されるなど、今年1月に入って少年の逮捕が目立っている。
しかし、統計では減少しているのだが、大胆な事犯が多いのに加えて幼稚な犯行もある。それがこの年代なのだ。
警察庁によると今年1月に全国で刑法犯で検挙された少年は2119人で前年同期に比べて523人の減。平成25年には4159人もあったので、それから比べれば半減している。
内訳は殺人や放火などの凶悪犯は29人で同23人の減。粗暴犯は280人でー68人、窃盗犯が1201人で−341人とやはり半減した。
ところが、「受け子」などの詐欺事犯の知能犯は45人で、前年と同数字だが、わいせつなどの風俗犯は49人で前年に比べてなんと14人も増加した。
今月に入って窃盗容疑で逮捕された18歳の少年は、青森で盗んだロードバイク(自転車)で大阪まで900キロも走るなど大胆な犯行もあったほか、栃木県小山市で警察官を装って小学生の女の子の体を触ったとして、強制わいせつで高校生(19)が逮捕された。高校生が利用したのは警察手帳。あのPOLICEの文字が入った記章ではなく、紙に印刷した旭日章の絵だけという極めて粗末なもので幼稚っぽさに呆れてしまった。
昔は「元服」を過ぎ立派な大人だったろうに、今は大人と子供の精神年齢の混在する年代か?選挙権もあるのだから精神的に大人になって行動にはすべて結果が伴うことを自覚して欲しい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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