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2017年1月 9日 (月)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(9、10日 単位・レベル) 
検挙に勝る防犯はなし
【治安うんちく】

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 昨年8月夏、茨城県で宝石店が荒らされ五千万円相当の貴金属が盗まれる事件があったが、今度はなんと今月5日午後には千葉県市川市の住宅で現金2億5000千万円などが盗まれるという侵入窃盗事件が発生した。周辺では同様の空き巣被害が数十件相次いでおり、千葉県警では連続大型窃盗事件とみて捜査している。
 昨年11月には長野県で元簡易郵便局長の女が架空の投資話を持ち掛け、客から現金をだまし取った被害総額は8億9000万円。昨年1年間のクレジットカードの不正使用被害額が2年連続で100億円を超えるなど、被害額が「億円単位」の事件が相次いでいる。窃盗事件そのものは減少傾向にあるのだが…
 警察庁によると平成28年11月までの侵入盗の認知件数は7万0264件で前年同期に比べて9150件も減った。
 ランキングでは愛知の6550件をトップに千葉の5037件、大阪の4897件、東京の4804件、福岡の4357件の順。多くの警察が減少しているのに対して増えたのは秋田の120件、新潟、山形の79件、富山の53件、長野の50件と続き、地方の被害が増えている。
 一方、検挙率は59.7%で前年同期に比べて3.4ポイント増えた。中でも東京の検挙率は98.5%とあって、「検挙」の効果の現れか1004件も減らしている。
 ランキングでは大分の135.8%、徳島95.7%、鳥取の91.6%、京都の88.5%と続いた。
 低かったのは千葉の33.4%、大阪の37.4%、岐阜の40.2%、栃木の43.7%、富山の44.6%など。警視庁のように検挙に勝る防犯はなしですよね。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【東京体感治安判定方式】 
Nisshou4_5 刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる 感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都 内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し  ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等    80〜50 
路上殺人や連続殺人・連続強盗・強姦 70〜60
広域重要事件          50〜40
肉親殺人事件(家族の皆殺し事件)    60〜50
放火殺人             50〜30
強盗殺人             50〜20
連続放火             40〜30
各項目に少年が絡む場合  +20〜10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から −50から10

その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱い程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)、ネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。

















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