警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(19、20日 単位・レベル)
脅威的抑止力
【治安うんちく】
平成28年の刑法犯認知件数が99万6204件で、これまで最少だった昭和48年の119万0549件より19万4345件、なんと戦後最悪だった平成14年の285万3739件より半数以下の185万7535件も減らした。
認知件数のランキングでは東京の13万4642件、大阪の12万2139件、愛知の7万0256件、埼玉の6万9457件、神奈川の5万8128件の順。
数字的に最も減らしたのは東京の-1万3558件。続いて大阪の-1万0332件、福岡の-8039件、愛知の-6407件、兵庫の-6181件と、全国47都道府県全ての警察がマイナスだった。
もともと事件発生の多いところもあれば少ないところもあるので、割合で見たランキングは山梨の-20.9%、宮崎の-19.4%、石川の-18.2%、大分の-16.3%、香川の-15.8%と続いた。
昭和の時代を含めて最低だったのは昭和48年の119万0549件、同49年の121万1005件、同42年の121万9840件、同47年の122万3546件、同50年の123万4307件の順で、昨年の数字は警察史上に残る数字となりそうだ。
警察庁を担当していてあの平成11、12年ごろは、日本警察最大の危機だったが、見事に再生されたことで、警察諸君の努力に感謝したい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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