警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日 単位・レベル)
検挙に勝る防犯はなし
【治安うんちく】
昨年8月夏、茨城県で宝石店が荒らされ五千万円相当の貴金属が盗まれる事件があったが、今度はなんと今月5日午後には千葉県市川市の住宅で現金2億5000千万円などが盗まれるという侵入窃盗事件が発生した。周辺では同様の空き巣被害が数十件相次いでおり、千葉県警では連続大型窃盗事件とみて捜査している。
昨年11月には長野県で元簡易郵便局長の女が架空の投資話を持ち掛け、客から現金をだまし取った被害総額は8億9000万円。昨年1年間のクレジットカードの不正使用被害額が2年連続で100億円を超えるなど、被害額が「億円単位」の事件が相次いでいる。窃盗事件そのものは減少傾向にあるのだが…
警察庁によると平成28年11月までの侵入盗の認知件数は7万0264件で前年同期に比べて9150件も減った。
ランキングでは愛知の6550件をトップに千葉の5037件、大阪の4897件、東京の4804件、福岡の4357件の順。多くの警察が減少しているのに対して増えたのは秋田の120件、新潟、山形の79件、富山の53件、長野の50件と続き、地方の被害が増えている。
一方、検挙率は59.7%で前年同期に比べて3.4ポイント増えた。中でも東京の検挙率は98.5%とあって、「検挙」の効果の現れか1004件も減らしている。
ランキングでは大分の135.8%、徳島95.7%、鳥取の91.6%、京都の88.5%と続いた。
低かったのは千葉の33.4%、大阪の37.4%、岐阜の40.2%、栃木の43.7%、富山の44.6%など。警視庁のように検挙に勝る防犯はなしですよね。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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