警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(8、9日 単位・レベル)
10日は110番の日
【治安うんちく】
1月10日は110番の日です。事件や事故の被害に遭ったり、目撃した人はすぐ110番通報を呼びかけています。しかし、警視庁の場合、約3割は緊急を要しない通報があるという。その110番はどれぐらいあるのかを調べてみた。
警察庁によると平成25年の数字になるが、トップは人口1300万人の東京・警視庁で年間の受理件数は142万8288件。2位は881万3000人の大阪で87万8143件。以下、908万人の神奈川が73万0697件、746万人の愛知が67万6610件、727万人の埼玉が54万6468件、624万人の千葉が46万8903件の順。
少ないのは人口71万人の島根で3万1950件、107万人の秋田の3万3310件、810万人の福井で3万5965件と続いた。
平成に入って年間の推移をみると7年は570万件、16年は953万件と最高を記録した。しかしその後減少傾向を示して20年には892万件に落ちたものの26年には935万件になるなど高い数字で推移している。
東京の場合は1日当たりに換算すると3913件になり、1時間では163件、1分あたりは約3件になる。
110番を受理してから、現場到着までの所要時間は常に記録されている。それほど緊急性が要求されるのに緊急性の無いのが3割も含まれるとは…
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
最近のコメント