警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(3、4日 単位・レベル)
ようやく〝武器〟を得た
【治安うんちく】
危険性を指摘されていながら放置されていたSNSによるストーカー行為が追加されたほか、警察が相談を受けて危険性があると判断、対処しようとしても被害者自身が望まないため手が出せなかった親告罪が、今度は非親告罪になるなど凶悪事件の未然防止のためのストーカー規制法が3日、施行された。
警察庁によるとストーカー加害者と被害者の関係を調査した数字がある。平成26年10月から12月の間、警視庁など関東管区の10都県の警察管内での数字だ。
それによると加害者として警告を受けた176人のうち、8割り強の158人が男性で女性は18人だけだった。
年齢的には30歳代が49人と最も多く、20歳代が46人、40歳代が44人、50歳代が18人で、なんと10歳代が8人、60歳代が6人、70歳代も5人がいた。
加害者と被害者の関係は交際相手と元交際相手が99人と最も多く、知人・友人が26人、業務上関係が16人、面識がない場合でも11人おり、これが怖い。内縁・元内縁が4人の順。
さらに加害者176人のうち、実刑となったのはわずか4人。残り172人のうち19人(11.0%)が再度相談している。この中に危険性の高い相談が含まれているのだ。事件が起きてから、「警察に相談していたのに」と、何度、批判を受けたことか…
さぁ、これからは徹底逮捕で臨もうじやないか。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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