警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(1、2日 単位・レベル)
反対なら対案を出せ!
【治安うんちく】
正月早々、とんでもない事件が起きてしまった。トルコのイスタンブールでサンタクロースの格好をした男がナイトクラブで銃を乱射し、35人が死亡40人が負傷する事件が発生した。エルドアン大統領は「このテロ攻撃を強く非難する」とする声明を出した。
ところで、20日から通常国会が始まるようだが、国際組織犯罪防止条約の締結に必要な「共謀罪」はどうした?トルコの事件は対岸の火事ではすまされない。
「実際に行動を起こさなくても、実行しようと共謀するだけで罰せられる法律には反対だ」―日弁連なども強く反対しているようだが、「何を実行しようとしているのか」が問題なんだよ。暴走族や不良グループが打ち合わせしようとそんなものは重要ではない。最大の目的は「テロ対策」など組織犯罪が中心なんだよ。反対するなら「どうすれば防げるか」対案を出せ!
現実にISILの幹部は「日本をテロの対象にする」と宣言し、これまでもアルジェリア、シリア、チェニジアなどで邦人対象のテロ事件が発生している。
加えてISILの戦闘員として加わるためシリアへ渡航しようとした大学生の男がいた。この大学生に助言していた元大学教授もいた。それだけではない。東京・千代田区の古書店にはシリア渡航を呼びかける貼り紙までしていた。警視庁は、この事件を「私戦予備陰謀被疑事件」として捜査しているではないか。
ISILによる巧妙なプロパガンダで誘引され、渡航する者が世界各国で増加しているという。現実に日本国内にもプロパガンダに共鳴する者がいることを治安当局が確認している。
勿論、詳細は書けないが、我が国も国際情報機関の情報はボタンひとつで共有はできるが、情報があっても動けないのでは「無い」に等しい。
2001年の米国9.11テロは、「ボジンカ計画」によるものだが、この情報は同年1月にCIAが本国にあげていたが、真剣に考えず当時のブッシュ政権は無視した形になったと言われている。いくら良い情報があっても、これでは救えない。
120カ国で締結している国際組織犯罪防止条約の欧米先進国は既に共謀罪を設けている。反対するなら、視察して勉強して来い。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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