看板落下事故 副店長に罰金50万円を求刑(27日)NHK
去年、札幌市の中心部でビルの壁から飲食店の看板の一部が落ちて通行中の女性が大けがをした事故の裁判で、業務上過失傷害の罪に問われている副店長に対し、検察は、「事故を防ぐ対策を怠った」などとして罰金50万円を求刑しました。
去年2月、札幌市中央区で、飲食店の「札幌かに本家」の入るビルから重さおよそ25キロの金属製の看板の一部が落ちて、歩道を歩いていた22歳の女性の頭に当たり、女性は大けがをしました。
この事故で、副店長の加藤昇被告(45)が、安全管理を怠ったなどとして、業務上過失傷害の罪に問われています。
27日、札幌地方裁判所で開かれた裁判で、検察は「被告は事故の2時間前に看板を支える部品が落下しているのを確認したのに、歩行者に注意を促すなど事故を防ぐ対策を怠った。女性は今も意識が戻っておらず、結果は重大だ」として、罰金50万円を求刑しました。
一方、弁護士は「副店長は看板の安全管理を行う立場にないうえ、部品がどこから落ちてきたかはっきりしていなかったので、事故は予測できなかった」などとして、改めて無罪を主張しました。
27日ですべての審理が終わり、来年3月13日に判決が言い渡されます。
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