警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(5、6日 単位・レベル)
年末は強盗に注意
【治安うんちく】
年末になるとボーナスや買い物などで現金を持ち歩く人が多く、強盗などの凶悪犯が多くなってくる。特に金融機関が年末年始の休暇に入ることから、個人の懐は豊になることなどだが、犯人にとっても年末年始は稼ぎ時でもあるようだ。
今月2日には福岡市西区のネットカフェで男が従業員に刃物を突きつけ、レジから現金約9万円を奪って逃げた。
11月27日夜には、東京・墨田区で、ピザを配達していた男子高校生が2人組の男に襲われ、売上金およそ6万円を奪われ、同日未明にも東京・江戸川区のコンビニに刃物を持った男が押し入り、現金およそ1万5000円を奪って逃走。
25日には千葉県市原市の塗装会社の社員寮の前で、下請け会社の社長が現金250万円が入ったバッグを奪われた路上強盗事件などがある。
警察庁によると今年10月までの全国の強盗事件の認知件数は1994件で前年と比べて-6件。平成24年には3116件もあったが年々減少し続けている。
ランキングでは東京の345件、大阪の339件、埼玉の167件、神奈川の142件、愛知の138件と続く。このなかで千葉が14件、神奈川が12件も増えている。
検挙率を見ると奈良が144.4%で断トツ。その他11県が100%代だった。
これに対して低いのは山梨の20.0%を頭に徳島の50.0%、大阪の56.6%、宮城の64.3%、滋賀の69.2%の順。
中でも近畿地区は、検挙率が最も高かった奈良が前年に比べて発生も減少したが、大阪、京都、兵庫、和歌山の県で増加している。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
困り事相談回答集
【東京体感治安判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
全国の体感治安(警察庁資料参考)
□治安安定 白色 □やや安定 黄色 □普通 緑色 □不安定 青色 □悪い 赤
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