警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(13、14日 単位・レベル)
重要犯罪の検挙率あがる
【治安うんちく】
最近、年末だなぁと思わせる事件が続いている。
宇都宮市では28歳の看護師が殺害され、札幌市では65歳の男性が殺されているのが見つかった。幸い宇都宮の事件は犯人が逮捕された。
12日には東京都墨田区の路上で、帰宅途中の女性(21)が頭を数回殴られたうえにカバンを奪われ、なんと千葉大医学部の学生が飲み会に参加した女性を3人で強姦。福岡県久留米市では事務所の車庫に止めていた軽乗用車が放火されるなど殺人、強盗、強姦、放火の重要事件が相次いでいる。これら重要事件は治安情勢を観察するうえで指標となる事件だ。
警察庁によると今年11月までの認知件数は1万0698件で前年に比べて912件減少。ここ数年は減少傾向が続いている。
ランキングでは大阪の1641件、東京の1434件、埼玉755件、神奈川717件、千葉669件と都市部で発生が多い。
重要犯を含めて刑法犯全体が減少しているのに、増加したのは千葉の+124埼玉の+22件、静岡の+18件、三重の+9件など。
一方、検挙率は昨年より4.1ポイントもアップして77.6%と比較的高い。ランキングでは高知の108.3%を頭に秋田の104%、福井の102%、和歌山、岡山の100%の順。
これに対して低かったのは大阪の58.6%、千葉の64.3%、宮崎の67.1%、静岡の68.7%、滋賀の71.4%の順だが滋賀のように7割を逮捕しているのだから、立派な成績である。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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