警視庁管内体感治安レベル3
首都東京体感治安(12、13日 単位・レベル)
刑法犯認知件数記録更新か
【治安うんちく】
今年の刑法犯認知件数は記録のある戦前、戦後で最も少なくなりそうだ。
警察庁によると今年11月までの刑法犯認知件数は91万8212件で前年同期より9万5317件も減少した。検挙率は34.2%で同1.3ポイントアップ。
罪種別でみると最も減ったのは窃盗犯。認知件数66万8450件で前年同期より-7万7384件となった。そのほか粗暴犯が5万7010件で同-1791件。
なんと言っても殺人や強盗、強姦、放火などの凶悪犯は認知件数が4737件で同412件も減らしている。
ところが知能犯だけは増加している。
認知件数は4万0612件で前年同期より1254件の増。内訳は詐欺が3万6245件で同729件の増。支払カード偽造が606件で同438件の増。文書偽造が1665件で同135件の増加となっている。
一方、検挙率が最も高かったのは殺人で102.9%。このほか凶器準備集合と傷害致死は100%と高い。しかし、残念ながら強盗は前年に比べて0.2ポイント、強姦が0.1ポイント減らした。
昭和15年には191万7929件と同10年代は高水準で推移。同24年には179万9362件ど減少傾向を示し、同48年には119万0549件と戦後最も少なかった。
そして昨年はこれより少ない109万9048件と最少数を更新、戦後最も少なかったが今年は、これよりさらに少なくなりそうである。
【事件】12日午前8時50分ごろ、東京都品川区のJR山手線外回りの電車に乗っていた会社員の女性(40)が左足太ももを刃物で切られ全治3週間の軽傷。
同日午前1時15分ごろ、東京都墨田区の路上で、帰宅途中の女性(21)が、後から来た男に頭を数回殴られたうえ、カバンを奪われる事件があった。よって
首都東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
困り事相談回答集
最近のコメント