不正プログラム感染のパソコン 複数言語でウイルスメール送信 警視庁解析に成功 (12日)産経
世界で猛威を振るうマルウエア。警視庁はこのほど、マルウエアに感染して構築されたボットネットが、ウイルス付きメールをばらまいている状況の解析に成功した。今月11日までの約2週間で、あるボットネットが攻撃者の指令を受け、日本語やイタリア語、ポーランド語のウイルス付きメールを大量に送信していた。警視庁は国内外に警戒情報を発信し、感染防止に役立てたい考えだ。
警視庁が目を付けたのは、インフラ的な役割を負っていたある巨大ボットネット。さまざまなマルウエアをばらまくのに以前から利用されており、ウイルスが仕込まれたメールを多い日で180億件送信していたとされる。国内に限定すると、このボットネット発で「Gozi」と呼ばれる不正送金ウイルスが流行していた。
警視庁は端末で、リアルタイムで攻撃者の司令を監視。その結果、同じボットネットが10月下旬から、15種類の内容でメールを送信していたことが判明した。
メールのタイトルは「添付写真について」「見積書」など、企業・団体の業務連絡を装う題名で、添付ファイルを開くと感染する仕組み。イタリア語やポーランド語などでも同様の内容だった。
警視庁は検知した内容について、11月から短文投稿サイト「ツイッター」で情報発信し、注意喚起する仕組みを開始した。警察庁を通じて、全世界の関係機関にも情報を提供する。
www.sankei.com/affairs/news/161112/afr1611120017-n1.html
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