【ASKAまた覚醒剤】年齢上がるほど高い再犯率 専門家「本人や家族の強い自覚必要」(28日)産経
覚醒剤事件は再犯率が高く、年齢が上がるほど再び手を出してしまう傾向は強くなる。立ち直る決意を述べていたASKA容疑者も誘惑を断ち切れなかった。専門家は「更生は簡単ではない。家族や本人の強い自覚が必要だ」と指摘する。
警察庁のまとめによると、平成27年に覚醒剤事件で摘発されたのは1万1022人。最も多いのは40代の34.3%で、30代(30.7%)、50代以上(21.1%)と続く。一方で摘発者のうち、再犯者の割合は50代以上が83.1%、40代が72.2%、30代が57.9%で、年齢が高くなるほど再犯率が高い傾向にある。
好奇心から軽い気持ちで手を出してしまう若者に比べ、中高年は仕事のストレスや家庭のトラブルからの現実逃避など目的がはっきりしているため、脱却が難しいとされている。
芸能人でも、タレントの田代まさしさん(60)や元俳優の清水健太郎さん(64)らは一度は執行猶予付きの判決を受けながら、再び薬物使用などが発覚、実刑判決を受けた。
薬物事件に詳しい小森栄弁護士は「本人も家族も必死の覚悟があってようやく覚醒剤の依存から脱却できる。ASKA容疑者は『手を出してはならない』という緊張感を欠いていたのではないか」と話した。
http://www.sankei.com/affairs/news/161128/afr1611280037-n1.html
このニュースの写真
« 知人男性を誘拐・監禁し身代金80万円 男を起訴(28日)テレビ朝日 | トップページ | 知人に灯油かけ火つける…殺人未遂容疑で男逮捕(29日)読売 »
「薬物事犯(覚せい剤、大麻等)」カテゴリの記事
- 覚醒剤取締法違反などで起訴の被告 埼玉 川口の病院から逃走(18日)NHK(2022.05.18)
- 合成麻薬を女子大学生に飲ませた男を逮捕 気分が悪くなり交番に駆け込み発覚 マッチングアプリで知り合う 名古屋(15日)TBS(2022.05.15)
- 覚醒剤取締法違反で保護観察中の男が所在不明に 東京(13日)NHK(2022.05.13)
- 交番に届いた「落とし物」の中には大麻 現行犯逮捕のきっかけに(12日)朝日(2022.05.12)
- 三重県が厚生労働省方針の内容を逆に伝える文書を作成 大麻栽培規制を巡り県議への説明に使用(3日)共同(2022.05.03)
« 知人男性を誘拐・監禁し身代金80万円 男を起訴(28日)テレビ朝日 | トップページ | 知人に灯油かけ火つける…殺人未遂容疑で男逮捕(29日)読売 »
コメント