警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(5、6日 単位・レベル)
執念の捜査
【治安うんちく】
7年前に横浜市の地下街でおきた刃物使用の軽傷事件の犯人が神奈川県警に逮捕された。殺人でも重傷でも軽傷でも「犯人は捕まえる」。これこそ「声無きに聴き 形無きに見る」のお手本とも言えるものだ。
事件は平成21年にJR横浜駅の地下街で、通りがかりの女性を刃物で刺して軽傷を負わせて逃げており警察は捜査を続けていた。ところが山口県警が別の事件で逮捕した45歳の男のDNAと刃物の指紋が一致したため4日、逮捕となった。
このように一般道路や公園、駅構内、駐輪場などで発生する犯罪を街頭犯罪として扱っており、刃物使用の通り魔のような事件もあれば路上強盗や恐喝、すり、ひったくり、さらには自転車盗や自動車盗などもある。
犯人と被害者に因果関係がないことから捜査は難しいだけでなく横浜市の事件のような刃物使用事件などは無差別に行われるため恐怖感を与える。
街頭犯罪の中でも恐怖感の高いのが暴行、傷害、恐喝、強制わいせつなどで発生総数の中でも半数以上を占めている。
警察庁によると今年9月までの街頭での暴行事犯は1万0892件で、傷害は7290件。恐喝が742件、強制わいせつが2783件など。
暴行のランキングは東京の2234件、神奈川の1059件、大阪の790件がワースト3。
傷害事犯は東京が1075件、大阪が1017件、神奈川が548件。
恐喝が東京の97件、大阪の87件、愛知の82件。強制わいせつが大阪の498件、東京の345件、千葉の217件と続く。
この事犯は都市部に集中しているのが特徴。防犯カメラの威力や現場資料の照会などもあり、検挙率は高まっているのがせめてものの救いだ。
【事件】東京・杉並区でオートバイや自転車が燃える不審火が相次いでいるが、今度は足立区で6日未明から早朝までの間、雑居ビルの一部を焼く不審火が3件相次いでいる。警視庁は連続放火として捜査を進めている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
困り事相談回答集
東京体感治安判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
全国の体感治安(警察庁資料参考)
□治安安定 白色 □やや安定 黄色 □普通 緑色 □不安定 青色 □悪い 赤
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