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2016年11月20日 (日)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(20、21日 単位・レベル) 
昭和時代に比べ減っているのだが…
【治安うんちく】

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 今年8月、東京・あきるの市の東京サマーランドで、女性9人が刃物のようなもので切りつけられた事件は、防犯カメラなどから少年グループによる犯行の可能性が出てきた。
 今年に入り、刑法犯の中でも増加傾向にあると書いたが、極めつけのような事件になってしまった。
 いったい、少年犯罪は減っているのか増えているのかだ。警察白書によると刑法犯による少年の補導推移は次のようになっている。
 昭和58年の刑法犯の補導人員は19万6783人もあったが、平成5年には13万3132人と13万人代に。しかし14年に14万人と一時的に増加したものの20年代に入ると21年には9万0282人、26年には4万8361人、27年には3万8921人と昭和と比べて5分の1近く減っている。
 このうち凶悪犯は昭和58年が1707人、62年は1248人と続き、平成5年には1144人、同15年には2212人と一時的に増加したが、同26年には703人、27年には586人と、こちらは昭和の時代の3分の1に減った。
 さらに知能犯にいたっては昭和63年が2万2842人もあったが平成に入ると3桁代になり、同27年には936人と半減した。
 典型的なのは窃盗犯。昭和58年には14万7484人もあった補導人数が平成27年には2万3015人になり、なんと昭和に比べて6分の1になっている。
 このように刑法犯は改善はされているのだが…
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
困り事相談回答集

【東京体感治安判定方式】 
Nisshou4_5 刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる 感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都 内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し  ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

全国の体感治安(警察庁資料参考)
□治安安定 白色 □やや安定 黄色 □普通 緑色 □不安定 青色 □悪い 赤

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