警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(20、21日 単位・レベル)
昭和時代に比べ減っているのだが…
【治安うんちく】
今年8月、東京・あきるの市の東京サマーランドで、女性9人が刃物のようなもので切りつけられた事件は、防犯カメラなどから少年グループによる犯行の可能性が出てきた。
今年に入り、刑法犯の中でも増加傾向にあると書いたが、極めつけのような事件になってしまった。
いったい、少年犯罪は減っているのか増えているのかだ。警察白書によると刑法犯による少年の補導推移は次のようになっている。
昭和58年の刑法犯の補導人員は19万6783人もあったが、平成5年には13万3132人と13万人代に。しかし14年に14万人と一時的に増加したものの20年代に入ると21年には9万0282人、26年には4万8361人、27年には3万8921人と昭和と比べて5分の1近く減っている。
このうち凶悪犯は昭和58年が1707人、62年は1248人と続き、平成5年には1144人、同15年には2212人と一時的に増加したが、同26年には703人、27年には586人と、こちらは昭和の時代の3分の1に減った。
さらに知能犯にいたっては昭和63年が2万2842人もあったが平成に入ると3桁代になり、同27年には936人と半減した。
典型的なのは窃盗犯。昭和58年には14万7484人もあった補導人数が平成27年には2万3015人になり、なんと昭和に比べて6分の1になっている。
このように刑法犯は改善はされているのだが…
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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