警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(19、20日 単位・レベル)
重要犯罪増加
【治安うんちく】
信じられないような少年犯罪が相次いでいる。
なんと、愛媛県松山市の15歳の男子中学生がアニメグッズ販売店に侵入。時限発火装置のような物が入った段ボール箱を置き去りにして発火させたというのだ。
神奈川県平塚市では、母親が小学生の息子に刃物で切りつけられて手や指などにけがをするという事件が発生。
今、国民的な人気のサッカーJ2の育成組織「ユースアカデミー」に所属している高校3年生の少年(18)が、強制わいせつなどの容疑で長野県警に逮捕された。
さらに、横浜市の私立通信制高校3年生の17歳の少年が覚醒剤とコカインを所持していたとして逮捕されるなど小学生や中学生とは思えない犯罪が相次いでいる。そう言えば今年になって少年による殺人や強盗事件の検挙者が増えているという。
警察庁によると今年10月まてでの刑法犯少年検挙者数は2万5471人で前年同期に比べて5979人の減少。内訳をみると凶悪犯が448人で-15人、粗暴犯が3474人で-766人。なんと窃盗犯は1万4799人で-3844人と大幅に減少した。そして増加傾向にあった知能犯が650人で-101人と続く。
ところが、治安情勢を観察するうえで指標となる重要犯罪が778人で、全体的に減少するなかで僅かではあるが+5人増えている。その他にわいせつなどの風俗犯が453人で13人の増加。少年らしからぬ大人並みというかそれ以上の犯罪になっている現状は見るに忍びないのである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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