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2016年11月15日 (火)

2016年11月15日 (火)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(15、16日 単位・レベル) 
スンニ派に日本人は?
【治安うんちく】

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 東京五輪に向けたテロ対策として警視庁は管内の民間業者と協力することが必要とし、「パートナーシップ」を締結しているが、このほど民間業者を対象とした研修会を開いた。研修会は繁華街を持つ新宿で開かれたもので国際テロ情勢や爆発物の取り扱いなどを勉強した。
 テロ対策の課題としては、プロのテロリストもさることながら、ローンウルフによる活動や民衆が集まる一般的な場所を狙うソフトターゲット対象のテロも懸念されている。これに自国育ちのテロを意味する「ホームグロウン」によるテロも加わり、警備は益々厳しさを増している。
 そうしたテロリストは当然、現地で訓練を受けるなどして思想的にも技術的にも洗脳されている。勿論、10月23日に発生した宇都宮市の公園での爆発事件のようにテロリストに関係はないがマニアック的な人物による場合もある。
 果たしてテロリストの予備軍は日本にいるのだろうか?
 こんな数字がある。イギリスの独立研究機関であるICSR情報によるとシリア・イラクの紛争地域でスンニ派軍組織に参加している外国人戦闘員の数である。
 それによるとトップはチェニジアで3000人。2位がサウジアラビアの2500人、3位がロシアの1500人と続き、フランスが6位の1200人。そしてイギリスやドイツなどは8位で600人。
 その他、中国は300人、アメリカが100人、イタリアが80人、アラブ首長国連邦が15人と数字はここまでだ。
 しかし、同機関によると日本やマレーシア、フィリピン、シンガポールなどからも少数の参加者がいると警告している。
 そうしたテロリストを把握できるか?マニアックな爆弾魔を含めて官民挙げた監視が必要だ。その意味でパートナーシップは期待が大である。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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