警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(12、13日 単位・レベル)
減少傾向にあるというが…
【治安うんちく】
中学3年の男子生徒が間違った万引記録に基づいて進路指導を受けたことから自殺してしまうという痛ましい事件が発生した。広島県府中町立中3年の男子生徒が面談の際に担任教諭との間に信頼関係がなく否定できなかったものとされている。
読み書きそろばんも教育だが、多感な中学時代と言えば人間関係の構築で大事な時期である。その教育もできない教諭なんて資格がない。
「万引は犯罪です」という標語があったが、当時は年間10万人単位で検挙者が出ていた。
警察庁によると今年9月までの万引による検挙者数は5万1931人。前年同期に比べて3233人も減少している。
年間推移を見るとあの刑法犯認知件数が最悪だった平成14年の検挙者数は10万0449人で前年より9033人も増加した年だった。
以後10万人代で推移、平成25年には8万5464人と10万人を割り、27年には7万5114人と過去10年で最低を記録、ことしは9月までだがさらに3233人も減らしている。それでも1日あたりに換算すると189人も検挙されている。
万引してしまった子を責めるのではなく、如何にして「させないか」を指導するのが家庭、学校の仕事だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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