警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(7、8日 単位・レベル)
もっと強くなれ !
【治安うんちく】
いじめによる自殺で、子どもを亡くした遺族らがこのほど、文部科学省に自殺直後の調査の徹底などを求める要望書を提出した。そのいじめは文部科学省によると全国で20万件を超えているという。
警察庁によると、いじめが起因した事件は平成27年は200件もあった。いじめに対する仕返しの事件も含まれている。
このなかで補導した人数は331人。内訳は中学生が最も多く206人。次いで高校生が77人、小学生が48人。
罪種別では傷害、暴行、暴力行為、恐喝など。
動機で最も多いのは「力が弱い・無抵抗」が36.0%。「いい子ぶっていてなまいきだ」が21.5%、「態度動作が鈍い」が21.1%と大半を占めている。
これらの子供たちの相談先は複数回答だが、保護者が最も多く70.2%。続いて教師が44.2%など。ほかに警察などへの直接相談もある。
最も楽しいはずのところでのいじめは、いじめられている本人にとってどんなに惨めなことか。自分も経験があるだけに絶対に許せない。自分は自殺まではしなかったが、仕返しで〝半ぐれ〟になり、村の駐在さんの〝しごき〟をうけ、「正義感」を叩き込まれた。
それというのも先生にシグナルを出しているのにもかかわらず放置されたことから、いじめられっ子3人が集まり、次々に仕返しをしたら、いじめた本人が転校していった。
昭和の時代―猿の世界ではないが、集団にはボスが存在して統制がとれていた。今は存在しないばかりか言葉すらない。結果、一人で考え込んでしまうのだ。
「力が弱い」「無抵抗」「動作がにぶい」によるいじめなんていうのは、動物の社会のことだ。もっと強くなれ!
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
困り事相談回答集
最近のコメント