警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(20、21日 単位・レベル)
政府が自殺に関する調査中
【治安うんちく】
青森県黒石市の祭り「黒石よされ」の写真コンテストで、いじめ被害を訴えて8月に自殺した青森市立浪岡中2年の葛西りまさん(13)が被写体となった作品に最高賞の市長賞を贈ることを発表しながら、賞の授与を撤回。ところが全国から批判が相次ぎ今度は方針を転換。受賞を決めたという。
記者会見した黒石市の高樋憲市長は、一連の対応について「決定ではなく内定だった」などと言い訳をするばかりか、会見では責任を市の役人に押しつける始末。しかも、その役人を、ご丁寧に「さん」付けしていた。
「りまさんの人権に配慮しないといけないと思った」と釈明したが、この写真こそ、ご遺族にとって本人のお人柄を偲ばせる最大の贈り物ではないのか!実に素晴らしい写真であり、いつまでも心に残る作品である。
りまさんの遺族は取材に「授賞を取り消した理由の説明が二転三転した。対応には納得できない」と話した。なんともお粗末な話しである。
警察庁によると今年9月までの自殺者数は1万6655人。内訳は男性が1万1493人、女性が5162人だった。
ランキングでは東京が1704人、神奈川が925人、埼玉が922人、大阪が905人、愛知が891人の順。
自殺者は昭和53年から平成9年までは2万人代で推移しているが、平成10年に3万2863人と3万人を突破。23年まで3万人で推移、24年に2万人代に減少。以後は減少傾向にある。
「おぼえててて あなたの代わりは いないこと」「ひと休み 頑張りすぎは 良くないよ」―これは今年になって長崎県が募集した自殺対策標語の入選作。
そして厚生労働省では今月いっぱい、自殺対策に関する意識調査を実施している。今後の自殺対策に関する国の施策の参考とするもので、全国から3000人を選び、調査員が直接自宅に伺うというもの。調査員の偽者にご注意を…
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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