警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(17、18日 単位・レベル)
ひったくりの検挙率落ちる
【治安うんちく】
治安を観測するうえで指標となるもうひとつが重要窃盗犯だ。
警察庁によると今年9月までの認知件数は7万1277件で5年連続減少し続けている。ランキングは愛知が6748件、大阪が6337件、東京が5805件の順。
内訳は侵入盗が5万6946件でランキングは愛知が5333件、大阪が4046件、東京が3984件で、順位は総数ランキングと同じだ。
自動車盗9044件でランキングは茨城が1264件、千葉が1233件、大阪が1219件と続いた。
ひったくりが2566件でランキングは大阪が585件、愛知が298件、神奈川が297件など。
一方、すり犯は2712件でランキングは東京が圧倒的に多く1291件、大阪が487件、千葉が119件と続いた。
全体の検挙率は50.5%で、高かったのは大分の124.6%、熊本の98.6%、山形の85.4%の順。
低かったのは大阪の23.8%、千葉の32.8%、愛知の34.1%と続いた。
これら重要犯罪で検挙率が最も低かったのはひったくりで、発生は減少しているものの前年同期より16.9ポイントも減り33.0%だった。
事件発生件数も検挙率も平成14年以降は改善が進んでおり、警察は信頼回復の道を確実に歩んでいる。しかし、犯罪情勢の変化がたちはだかる。それに打ち勝つ捜査力が求められており、気の休まる時はない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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