警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(16、17日 単位・レベル)
検挙率低ければ体感治安も悪い
【治安うんちく】
治安を観測する際の指標となる重要犯罪はほとんどの罪種が減少傾向にあるものの略取・誘拐事犯が僅かだが増加していることが警察庁のまとめで分かった。
今年9月までの重要犯罪の認知件数は8794件で前年同期と比べて757件の減。検挙人員は5216人で同49人の増加だった。
罪種別にみると殺人の認知件数が660件で同42件、強盗が1807件で15件、放火が690件で124件、強姦が755件で133件、強制わいせつが4714件で465件のそれぞれ減少となった。しかし、略取・誘拐、人身売買が唯一22件増加して168件だった。
発生のランキングでは大阪が1365件、東京が1189件、埼玉が612件、神奈川が590件、愛知が550件と続いた。
重要犯罪の検挙率は73.2%で、前年に比べて3.7ポイントアップ。うちわけは殺人が最も高く97.7%。続いて強姦が91.3%、略取・誘拐、人身売買が89.3%と続き、最も低かったのは強制わいせつで64.1%だった。
ランキングで高い順は高知の113.3%、秋田の109.1%、大分の100.0%、香川の98.3%、岡山の94.7%など。
これに対して低かったのは大阪の50.2%、千葉の58.4%、静岡の59.9%、宮崎の61.3%、愛知の66.7%と続いた。
検挙率が最も低かった大阪は、警察庁が調査した体感治安の都道府県別でも最も悪かった。なるほど…
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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