警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(13、14日 単位・レベル)
わいせつ犯少年増える
【治安うんちく】
警視庁少年事件課は東京都内に住む16歳から18歳の少年3人を逮捕した。少年らは6月9日未明、東京都豊島区駒込で、バイクで走行中の埼玉県内の少年ら4人に暴を行を加え、バイク2台など17点(計28万3500円相当)を奪った容疑。
逮捕された少年らは豊島区や北区の交差点付近を縄張りにしている不良グループ。そのたまり場に他から来ると制裁を加えるというチンピラ集団。こうした悪行を「コルク狩り」と勝手に名乗っているもので、暴走族が愛用するヘルメットの「コルク半キャップ」を引用して名付けたという。
それにしても、最近は中学3年生の少女(15)が、学年主任の女性教諭(58)と男性講師(30)の顔を殴り、全治3週間のけがを負わせて逮捕されるなどショッキングな事件が相次いでいる。
警察庁によると今年9月現在の少年の刑法犯検挙人員は2万2777人で前年同期より5429人の減少。過去5年間で最も少なかった。
凶悪犯が407人で14人少なかった。このうちの殺人は43人で同2人の増。強盗は247人で同-46人だが、放火犯が41人で7人増加。強姦も76人で23人増加した。
その他で窃盗犯が1万3260人で前年比3529人のマイナス。知能犯が574人で84人のマイナスとなったが、風俗犯が397人で11人増加。増加したのはわいせつ犯で前年より17人も増えて395人となった。
「コルク狩り」―粋がるガキどもや自分の師匠を殴るなどの暴力を振るった少女の事件は、一昔前の暴走族を彷彿させる。何がこうした少女を産んだのか?大人はしっかり分析して青少年教育に生かしてほしい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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