警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日 単位・レベル)
国の存亡の危機だ!
【治安うんちく】
「笑顔の絶えない明るい家庭を築きたい」―結婚後、どんな家庭を持ちたいか?という質問に決まって返ってくる言葉だ。今、そんな言葉が聞かれることは少ない。
国立社会保障・人口問題研究所によると、交際相手のいない未婚者は男性が7割、女性は6割にのぼる。なんと、交際そのものを望んでいない未婚男性は30%、女性は25%もいるという。そんなに「家庭」は魅力がないのだろうか?
警察庁によると被疑者と被害者の関係では刑法犯認知件数が最悪だった平成14年と比較すると同年の実父母間における殺人事件の検挙件数は99件だったが、平成27年は121件と増加傾向にある。さらに暴行事犯に至っては、平成14年の検挙件数219件に対して27年は3743件と激増しているのだ。
また配偶者殺人は同184件が同147件に、実子殺人が同93件から同91件に、嬰児殺しが同25件から同17件になるなど、これらは減少しているが、増減を繰り返しているに過ぎない。数字的には「家庭崩壊」に見えると言っても過言ではあるまい。
家庭とは、国や地域社会に比べ共同体の中で一番小さいものの、個人一人ひとりにとって生きて行くうえで一番大切なもの。しかも、次世代を担う子供たちは家庭という共同体の中で成長していくもので、その家庭がなければ何をか言わんやだ。国の存亡の危機に値する。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
全国都道府県の体感治安は
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