警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(1、2日 単位・レベル)
重大事件に繋がる
【治安うんちく】
「あめあげる」「遊びに行こう」「マックに行こう」「警備員だけど3階に来てくれる」「自転車に乗って行かない」……
今、東京都内で登下校途中の女児に対する「声かけ」事犯が多くなっている。警視庁のホームページの不審者情報によると9月に入って70件以上の事例報告があるなど、ほぼ連日、都内のどこかで発生している。
「下校途中の声かけ」―たんなる声かけだとあまく見てはいけない。時と場合によっては重大事件に発展する。
平成26年6月には千葉県市原市の路上で、登校中の中学2年の女子生徒を連れ去ろうとしている男を通りかかった人が発見。女生徒は無事だったが、手足を縛られたうえ顔などを殴られケガをした。
同年9月には千葉県八街市の路上で25歳の無職の男が、帰宅途中の中学1年生の女子生徒に刃物を突きつけて脅し、自分の車に無理やり乗せて連れ去り、自宅に連れこんで監禁・暴行したとして逮捕された。
同年10月には神奈川県藤沢市の路上で、海上自衛官が女子中学生をワンボックスカーに押し込み強姦。
平成19年から同25年9月まで兵庫や大阪府内で、ランドセルを背負った女児に無言で近づき、胸や下半身を触るなど100件近くの強制わいせつ行為をしていた男が大阪府警に逮捕されている。
話題になった大きな事件では平成17年には栃木県の旧今市市(日光市)で小学1年の女児が下校途中に連れ去られ、茨城県内で遺体で発見されるという事件がある。この事件ではで、栃木県内に住む32歳の男が逮捕されている。
道路上などから連れ去るのは略取・誘拐に該当する場合が多いが、警察庁によると今年8月までの認知件数は147件で、なんと前年に比べて18件も増えている。
東京が23件、大阪が19件、埼玉が13件、愛知、福岡、岡山、千葉、埼玉が各7件など。
検挙率は比較的高く88.4%。全国で100%代が24府県に及ぶ。中でも茨城県警の検挙率は200%。過去の事件までも解決するという完璧な捜査をしている県警もある。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
全国都道府県の体感治安は
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