【築地移転延期】豊洲検証、ガラス張りで 「疑問点を解決」議論公開へ(18日)産経
築地市場(東京都中央区)の
移転先となる豊洲市場(江東区)で都が土壌汚染対策に実施したとしていた4・5メートルの盛り土が行われていなかった問題は、都の専門家会議が再招集され
たことで豊洲の安全性への検証が動き出した。不透明感がつきまとう移転問題の検証は、全面公開の“ガラス張り”で実施される。結果は移転に関する小池百合
子知事の判断材料になるが、その作業は長期化の様相も呈している。
「最初、何を言っているのか分からなかった」。専門家会議座長の平田健正氏は17日の記者会見で、盛り土がないと知ったときのことをそう振り返った。
10日朝、都担当者から電話で告げられたが要領を得なかったため、盛り土問題を報じた産経新聞の記事を取り寄せた。その内容に「あ、(盛り土は)ないんだ」。次の瞬間、直感的に思った。「また専門家会議を開くことになるな」
前回の専門家会議は平成20年7月に盛り土を行う提言を行い、活動を終了。「提言をどう実現するかは都の裁量の範囲なので都に報告を求めなかったし、報告もなかった」
盛り土の代わりに設けられた地下空洞には水がたまっている。今後の専門家会議の検証作業では、水の詳しい水質▽大気中の汚染の有無▽建物下の地下水の水位-などのデータを積み上げ、全面公開の場で審議を進める方針だ。
傍聴などにくる築地市場関係者と一問一答形式でやり取りすることも想定。平田氏は「会話の中で(把握する)疑問点、問題点を一つ一つ解決し、築地の人たちに『安全』『安心』と納得してもらえる提言を行う」と意気込む。
報道陣から会議の作業終了のめどを示せるか問われた平田氏は「難しい」と即答した。
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