警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(7、8日 単位・レベル)
警視庁が少年相談
【治安うんちく】
警視庁は9日から11日までの午前10時から午後5時まで少年の非行問題に関する相談所を解説する。
非行問題などで悩みを抱えている家族。いじめや犯罪に巻き込まれて悩んでいる子供たちなどを対象とした相談所。警視庁少年育成課の心理専門職員らが対応するもので費用はかからない。
平成27年7月に内閣府が調査した「少年非行に関する世論調査」がある。調査では「どのような社会環境が問題だと思うか」を問うた。
それについて「スマートフォンやインターネットなどの普及により簡単に暴力や性、自殺など有害な情報が得られる」とした回答が最も多く、女性で73.5%、男性で65.7%もあった。
さらに「スマートフォンやインターネットなどの普及により簡単に見知らぬ者と出会える環境」としたのは女性で66.2%、男性で58.5%もあるなど「暴力や性に関する出版物の入手が可能」「覚醒剤や麻薬などが簡単に手に入れられる」などより多かった。
この年、刑法犯で補導された非行少年は64万1798人だったが、昭和の時代の戦後最悪を記録した昭和58年の補導人員は26万1634人だから激減していることが分かる。
昭和時代の最悪の数字を記録した当時の少年犯罪は、最も多かったのが窃盗罪だが、少年達はゲームセンターやスナック・喫茶店などにたむろして仲間をつくり、スリルを求めた窃盗やシンナー等を乱用する者が多かった。
そして非行の形態も変わった。昭和は「チンピラ」とでも言おうか、粋がって「恰好」を付けた行為が目立った時代だ。
しかし、今は相手に対する思いやりに欠けた行為。優しさや愛がなく、自分さえよければ「他人なんて関係ない」など自己中心の行動で、しかも陰湿。結果を考えないで短絡的な行動に変わっているように思われてならない。ゲーム感覚で行為に及び相手の「痛み」を知らない。
こうした状況について「親子間の愛情が薄れているという放任主義に問題があるのでは…」と見る人もいる。
気軽に相談してみたらどうですか。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
全国都道府県の体感治安は
【東京体感治安判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
全国の体感治安(警察庁資料参考)
□治安安定 白色 □やや安定 黄色 □普通 緑色 □不安定 青色 □悪い 赤
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