警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(29、30日 単位・レベル)
行き着く先は?
【治安うんちく】
東京都知事の「小池劇場」がおもしろくなってきた。ところが、ここにきて批判する学者まで登場した。
現在進行形の豊洲市場問題に触れ、「パフォーマンス政治」と名付け、「派手なパフォーマンスを繰り出すリーダーほどウサンくさいものだ」と批判しているという。
ちょっと待て!筋読みもしないで単に批判すること自体「パフォーマンス」ではないのか。この問題の背景にあるのは「事件」だ。今、その入り口で壁に突き当たっているのだ。
盛り土、地下空間はだれが指示したのか?たったこれだけで虚偽説明があったり、それぞれの幹部が「知らない」と逃げている。だれも責任者に触れようとしない。何かが隠されているのではないかと疑いたくなる。
建設会社の選定に不正はなかったのか?当初の入札予定価格の628億円がわずか1か月の間に1035億円に膨らんだ建物もある。しかも、その工事の落札率が99.9パーセントだという。ここに、都議関係者や都庁職員に利害関係者がいるとすれば「事件」である。
最低でも「入札及び契約について基本的な事項を定めるとともに情報の公表、適正な金額での締結が必要」とする「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」に抵触していないだろうか。解明が必要な部分だ。
さらに、この問題と合わせて、3兆円にも膨らんだ五輪関係予算。豊洲とは別に地方自治法に違反していないのか? などを解明しなければならない。
犯罪性がないのならなくてもよい。都民、いや国民にとして明らかにしてほしいのだ。豊洲市場問題は、その助走にしかすぎない。
小池知事の「誰が、いつ、どこで、何を決めたのか、何を隠したのかの原因を探求する」の言葉の裏に隠されているのは…
これを知事のパフォーマンスと片づけてよいのか? 批判する御仁こそ、売名行為のパフォーマンスであろう。なによりも1日も早く捜査当局を動かすだけのきっかけをあぶり出してほしい。公訴時効が心配である。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
全国都道府県の体感治安は
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