警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(27、28日 単位・レベル)
ひき逃げしてしまうのは何故?
【治安うんちく】
26日朝早く、男性が千葉市の路上で頭から血を流して倒れていた。意識不明の重体で、警察はひき逃げ事件として捜査している。
23日午前6時ごろ群馬県高崎市の県道交差点で、74歳の女性をはね、そのまま逃走した69歳の男がひき逃げ容疑で群馬県警に逮捕された。防犯カメラで軽乗用車を割り出し逮捕となった。男は「警察や救急車を呼べば仕事に間に合わないと思った」と供述している。
24日午前2時20分ごろ、郡山市の市道で、横断していた同市、会社員(47)が車にはねられ、市内の病院に運ばれたが死亡、車はそのまま逃走した。福島県警はひき逃げ事件として捜査。現場付近の防犯カメラの映像や目撃証言などから容疑者を割り出したが、なんとそれは73歳のタクシー運転手だった。
ひき逃げ事件―なぜ?逃げるのだろうか…こんな統計がある。
警察庁によると平成27年に発生したひき逃げ事件(人身)の検挙件数は4860件。このなかで逃走した理由を聞いてみると、「被害の程度がたいしたことないと思ったから」が最も多く742件。ついで「事故を起こしたことを恐れて逃げた」が710件。3位が「飲酒運転」で515件、「事故を起こしたことが半信半疑」が451件などと続いた。
発生のランキングでは大阪が764件、千葉が546件、埼玉が472件、神奈川が287件、兵庫が261件の順。
逃げた理由の「飲酒運転」で最も多いのは大阪の64件。これに千葉の46件、神奈川の25件、埼玉、兵庫の各24件と続いた。
「ひき逃げ」の場合、状況によっては危険運転致死罪が適用されると1年以上の有期刑になり、最長で20年、併合罪で30年の懲役刑になる可能性がある。しかも、検挙率は95%とも言われている。ご注意あそばせ!
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
全国都道府県の体感治安は
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