警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(21、22日 単位・レベル)
重要犯罪ランキング
【治安うんちく】
治安情勢を観察するなかでその指標となる殺人や強盗、強姦、放火などの凶悪犯を重要犯罪と位置づけているが、刑法犯認知件数とあわせ、減少傾向が依然として続いている。体感治安に影響するだけに、日本の治安は良くなっていると感じられる。
警察庁によると今年8月までの重要犯罪認知件数は7701件で、前年同期に比べて790件の減少。
認知件数ランキングでは大阪が1182件、東京が1048件、埼玉が534件、神奈川が502件、千葉が483件の順。この中で大阪が前年比で167件も減らすなど33都道府県警が減らしている。これに対して千葉が114件も増加するなど増えたのは10県に及び、静岡や岩手など4県は増減がなかった。
検挙率は全体で73.9%で前年比4.5ポイントもアップしている。この数字を見ると昭和の時代と比べてもでも高いほうだが、刑法犯全体となると様々な問題もあり、半減するのだ。
ランキングでは最も高いのが秋田の115.8%を頭に、高知の113.8%、和歌山の102.3%、香川の102.0%、大分の100.0%と続いた。
一方、低かったのは大阪の51.2%、宮崎の55.7%、滋賀の59.1%、千葉の59.6%、静岡の62.6などとなっている。
警察庁が実施した体感治安の統計の順位をみると重要犯罪の認知件数の多い大阪が全国最低の47位で、千葉が46位、埼玉が43位、神奈川が35位、東京が29位だから、重要犯罪の認知件数の数字が影響を与えているように見える。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
全国都道府県の体感治安は
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