警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(5、6日 単位・レベル)
電子マネー型詐欺が増加傾向
【治安うんちく】
特殊詐欺の減少傾向が続いている。一方で若い年齢層には電子マネー型詐欺が増加傾向を示しているという。どこまでも劇場型犯罪は衰えない。
警察庁によると今年上半期(1~6月)の特殊詐欺の認知件数は6443件で前年同期に比べて570件の減少。被害額は198億4000万円で、これは41億8000万円の減少となった。被害額は11道県で前年同期に比べて半減したが、一方で神奈川や静岡、愛知、京都、大阪など中部の大都市圏で増加している。
重点3類型と言われるオレオレ詐欺は全被害者のなかでお年寄りが占める割合は95.6%、還付金詐欺は93.9%、金融商品取引名目の詐欺は88.6%とお年寄りが被害の中心になっている。
ところが平成27年後半から増えだしたのが電子マネー型詐欺で今年上半期の認知件数は483件にも及んだ。特徴は被害が59歳以下という。まだ台頭の段階だが、警戒が必要のようだ。
一方、検挙件数は2327件で前年に比べて604件の増加。平成23年以降で最も多かった。このうちオレオレや還付金など重点3類型は1971件を摘発しており同625件の増。
捜査の重点に掲げている拠点の摘発は31カ所にのぼり、11都道府県警で138人を検挙した。摘発カ所としては東京が最も多かったが場所的にはマンションが11カ所、オフィス18カ所で、ホテルも2カ所あった。
特殊詐欺の捜査で通信傍受の必要性が求められていたが、いよいよ年内施行が強くなったという。詐欺事件捜査の新たな武器になると期待されている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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