警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(29、30日 単位・レベル)
交通死者数の4倍ある自殺者
【治安うんちく】
昨年10月と今年2月に警視庁の現職の警察官が拳銃自殺した。2人が残したメモには同じ上司の名が書かれており、問題のある上司だった。さらに埼玉県警の50歳代の警部補が「無視されている」などの遺書を残して自殺している。
こんな話題もある。居酒屋チェーンを経営する会社で働いていて26歳の女性が自殺。その両親が「ブラック企業と闘う望基金」を設立したという。過酷な働き方を強いられている人や、支援する労働組合が会社と訴訟をする際の費用などを援助するもの。
自殺者数は減少傾向にあるものの、全国で1日平均60人以上の方が亡くなっている。交通事故による死者数の4倍以上にもなるのだ。
警察庁によると今年7月までの全国の自殺者数は1万3193人で1日当たりに換算すると62人が自殺している。
ランキングでは東京が最も多く1348人。続いて神奈川の734人、埼玉の726人、愛知の713人、大阪の703人と続いた。
年間推移をみると平成27年は2万4025人で前年より1402人減っている。10年前の平成17年は3万2552人、20年は3万2249人、25年は2万7283人と年々減少している。
自殺者の年齢も平成17年には60歳代が最も多く全体の33.5%を占めた。それが20年になると50歳代が最多で19.7%、27年は40歳代の16.9%となっており、徐々に若くなってきているようだ。
若くなっていると言えば子供の自殺。青森で始業式前後に2人の中学生が自殺したが、春休みや夏休みの終わる時期になぜか集中していると言われており注意が必要だ。我が子の日頃の心境を見抜く力も親には必要だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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