警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(12、13日 単位・レベル)
素晴らしい抑止力だ
【治安うんちく】
刑法犯の認知件数が依然として減少し続けている。
警察庁によると今年7月までの全国認知件数は57万4296件で、戦後最低を記録した前年同期をさらに6万1783件も下回っている。
「減っている」と書いているが、どの程度減っているのかを、平成14年の数字と比較してみた。
平成14年は「戦後最悪の治安」と言われ、殺人や強盗から泥棒までのきなみ「最悪の数字」だった。そして平成27年の数字は戦後最も少なかったのである。今年、7月まではさらに下回っている。
平成14年の刑法犯全体の認知件数は285万3739件だったが27年は109万8969件と6割強も減らしている。
減らした割合でみると最も減少したのはひったくりで5万2915件が92.2%も減らし4142件。すりの2万4590件が4222件と82.9%。自動車盗の6万2673件が1万3821件と78.0%。侵入盗の33万8294件が8万6373件と74.5%も減らしている。
治安情勢を観察する上で、その指針となる重要犯罪は2万2294件から1万2565件と43.7%も減らした。
罪種別では殺人が1369件から933件と31.9%。強盗が6984件から2426件と65.3%。放火が1830件から1092件と40.4%。強姦が2357件から1167件と60.5%。強制わいせつが9476件から6755件と28.8%。略取・誘拐が251件から192件と23.6%とそれぞれ減らしている。
このように窃盗犯ではひったくりのように9割も減らし、重要犯罪でも強盗などは6割以上も減っている。これが日本警察の抑止力であり、「やればできる」んだという自信を持ってほしい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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