【巨人野球賭博】背景に暴力団 解明へ正念場(13日)産経
松永成夫容疑者らの逮捕で、野球賭博事件は既に公判が始まっている元飲食店経営の斉藤聡被告(38)=賭博開帳図利罪で起訴=に続く、第2のルートへの捜査が本格化した。賭け金は暴力団に流れたとみられ、全容解明が捜査の焦点となる。
「中日の大物OB選手のマネジャーをしている」。球界関係者によると、松永容疑者は平成26年ごろ、大石健太郎容疑者から紹介された笠原将生被告にこう自
己紹介した。「頭いい人だな」と感銘を受けたという笠原被告。松永容疑者は笠原被告を起点に選手を次々と“客”にしていった。
野球賭博の利益は全て松永容疑者の懐に入ったわけではない。捜査関係者によると、野球賭博の組織はピラミッド型で、大、中、小の胴元に分かれ、賭け金は上部に吸い上げられる。松永容疑者や、もう一方のルートの斉藤被告はこの「小胴元」とみられる。
しかし、大胴元への捜査は容易ではなく、警視庁は今年6月下旬、東京都内や名古屋市内の関係先を家宅捜索したが、既に証拠隠滅は相当進んでいたという。
暴力団関係者によると、野球賭博は「一度に何千万円が動く」といい、事件が世間を揺るがしてもなお、今シーズンもひそかに行われているという。捜査関係者
は「一大スキャンダルとなった野球賭博事件だが、現状は末端が摘発されたにすぎない。巨大な賭博組織の摘発につなげられるか、今からが正念場だ」と話して
いる。
http://www.sankei.com/affairs/news/160712/afr1607120028-n1.html
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