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2016年7月24日 (日)

嘱託警察犬、増える出番 目立つ不明高齢者捜索(24日)共同

県内で一般人らが飼育や訓練している嘱託警察犬が行方不明者捜索に出動する例が増えている。県警のまとめでは、昨年は68件の出動があり、20年前の2倍 に上った。捜索した行方不明者の多くが65歳以上で、認知症とみられる症状がある人だった。高齢化の進行で認知症の人が増えていることが、出動増加につな がっており、県警はお年寄りの行方不明者捜索で嘱託警察犬に頼る比重を高めている。ただ、嘱託警察犬の数は横ばい状態で、関係者は指導手の育成や訓練場所 確保などが課題としている。
 県内には現在、直轄警察犬が3匹、嘱託警察犬は30匹いる。嘱託警察犬の出動のうち行方不明者捜索は1995年は55件中34件、2005年は74件中 51件で、15年は73件の93%を占めた。また、15年に捜索した行方不明者のうち、65歳以上の人は50人で05年の24人から倍増した。
 行方不明になってから時間がたっていなければ警察犬での捜索が有効とされ、昨年は3件の発見につながった。
 昨年1月中旬、下伊那郡で80代男性が行方不明になった例では、午後9時半ごろから嘱託警察犬と指導手が捜索を開始。自宅から男性の足跡のにおいを追跡 し、約30分後、約450メートルほど離れた公園で動けなくなっていた男性を見つけた。男性には認知症とみられる症状があり、ひざなどにすり傷を負ってい たが無事だった。
 行方不明者が残すにおいは時間の経過とともに消えるため、発見につなげるためには初動の早さが鍵。広い県内では、県警が長野市内で飼育している直轄警察 犬が向かうよりも県内各地にいる嘱託警察犬が出動した方が早いケースも多いという。県警鑑識課の高野学課長補佐は「捜索活動に当たれる警察官にも限りがあ り、嘱託警察犬は頼りになっている」とする。
 ただ、嘱託警察犬の審査に合格した犬は95年が27匹、05年が25匹、15年は30匹とほぼ横ばい。指導手は自分の仕事を持ちながら、訓練したり、出動したりしている例が多く、なり手の確保が課題だ。
 嘱託警察犬の指導手を務める上田市の松山英一さん(65)は、東信地域の指導手3人と共に東御市で定期的に訓練を行っている。「指導手は、ただ犬が好きだけでは務まらない。行方不明者の家族に頼りにしてもらうことが指導手のやりがい」と話す。
 一方、シェパードなど大型犬を怖がる人もいるため、人に迷惑が掛からない訓練場所を探すことなどが課題で、「警察犬の役割や訓練の必要性について多くの人に理解を深めてもらえるとうれしい」としている。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160724/KT160723FTI090009000.php

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