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2016年7月 5日 (火)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(5、6日 単位・レベル) 
振り込め詐欺はさらに減少傾向
【治安うんちく】

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振り込め詐欺抑止策―それぞれの警察が工夫を凝らしているが、徳島県警では被害を防止するためコールセンターを設置して、オペレーターが県民に直接、電話で注意喚起を始めたという。電話は1日あたり150人以上への呼びかけを目指す。
 その振り込め詐欺は依然として減少傾向が続いている。
 警察庁によると今年5月までの特殊詐欺の認知件数は5264件で前年同期と比べて569件の減少。被害額は159億3062万8237円で同31億2046万9883円も減った。
 このうち振り込め詐欺の認知件数は4995件で前年同期より319件の減。被害額は148億4108万0023円で同4億4119万9977円の減少。4月の対前年比でも10億円も減っているので、依然として減少傾向は続いている。
 これに対して特殊詐欺の検挙件数は1966件で前年比609件の増。このうち最も多い振り込め詐欺の検挙件数は1640件で507件も増加している。全国警察の抑止策の効果だろう。
 徳島県警が実施を始めたコールセンターの電話作戦。警視庁で既に実施しているが、当初はこんな意見もあった。
 「警視庁と名乗り詐欺に注意をと言われたが、犯人たちが何かを探りに電話をかけているのではないか…」
 多くの住民に電話をかけるため、時間的にどうしても「懇切丁寧」にはいかない。電話とは恐ろしいものである。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【判定方式】 
Nisshou4_5 刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる 感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都 内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し  ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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