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2016年7月27日 (水)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(27、28日 単位・レベル) 
検挙に勝る防犯はない
【治安うんちく】

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 障害者施設での19人殺人事件は、多くの国民を震撼させるとともに、世界中に報道され日本の治安がグラリと揺らいだ。事件とは恐ろしい…
 治安情勢を監察する上で指標となるのが殺人や強盗、強姦、放火、略取・誘拐の重要犯罪。これらは、発生そのものがストレートで地域住民に不安を与える。
 警察庁によるとその重要犯罪は今年上半期(1~6月)の認知件数は5524件で前年に比べて690件少なかった。
 ランキングでは大阪の801件、東京の753件。今回事件のあった神奈川は383件。そして埼玉の365件、千葉の352件の順。
 全国平均の検挙率は75.9%でまあまあの数字だ。ランキングを見ると高かったのが和歌山の122.2%、沖縄の107.1%、高知の103.8%、徳島、富山の100%と続き完璧な捜査力である。
 逆に低かったのは大阪の54.1%、宮崎の54.8%、滋賀の58.2%、静岡の60.2%、新潟の64.2%と続く。
 この中に含まれる殺人や強盗、放火、強姦などの罪種は事件発生でショックを与えるばかりでなく、再発を恐れるなど体感治安に与える影響は大きい。よって警察は事件発生を抑止することが求められているが、発生してしまった場合は国民の信頼の上でも検挙しかない。
 今回の事件は発生場所も違い時間も経過していることからレベルを戻す。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【判定方式】 
Nisshou4_5 刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる 感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都 内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し  ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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