警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日 単位・レベル)
登山は慎重に
【治安うんちく】
本格的な夏山シーズンの到来―17日に山形県遊佐町の鳥海山で65歳の男性が行方不明になったり、秋田県仙北市の朝日岳では、山に入った9人のグループのうち2人が滝から滑落する事故。北海道の恵庭岳では42歳の女性が行方不明となるなど各地の山で遭難や事故が相次いでいる。
そんな中で新しいシステムを使って山岳遭難者を救助したというお手柄の話しもある。
新システムとは、スマートフォンのGPS機能を使い、位置情報をメール送信するというもの。
山梨県警では7月1日から運用を開始したが、3日正午ごろ、南アルプス市の裸山から櫛形山に向かう登山道で、63歳の男性が倒れているのを別の登山者が発見。110番通報すると同時にメールを送り位置情報を提供した。男性は県警ヘリで救助され病院に搬送されたが残念ながら死亡が確認された。新システムの活用は全国で初めてだった。
その山岳遭難は増加傾向にあるという。
警察庁によると昨年の山岳遭難の発生件数は2508件で前年に比べて215件の増。死者・行方不明者は335人で同24人の増。
発生のランキングでは長野が最も多く273件。これに北海道の175件、富山の136件と続いた。
平成18年の発生が1417件だったが、その後、年々増加し25年には2000件を超え、昨年の2508件は過去10年間で最悪の数字となった。
死者数も18年は251人だったが昨年は298人ど徐々に増加している。
昨年の死者・行方不明者の遭難者数は3043人で、このうち1202人が「道迷い」で39.5%を占めた。また年齢的には60歳代が最も多く791人で26.0%だった。
自分も新聞社のワンゲル部に所属して富士山を含めて北アルプスや南アルプス、関東周辺の山々を歩き回った経験がある。大学の山岳部にいた経験者に引率されたのだが、それは厳しいもので、着衣や所持品、極端に言えばトイレ用の紙の枚数まで指示されたものだった。
山岳遭難の増加について警察庁では、登山計画の提出ばかりか気象条件をはじめ自分の体力、体調、登山の経験に見合った山を選択するよう指導している。これらに加えて大事なのは登山コース、日程には無理しないことだろう。
♫ 娘さんよく聞けよ山男にゃ惚れるなよ山で吹かれりゃよ・・・♫ 思い出すなぁ~青春時代を……
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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