警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(19、20日 単位・レベル)
たかが住侵…
【治安うんちく】
なんと侵入したところが警察官の自宅だった―先月末、滋賀県大津市の住宅に全裸で侵入したとして66歳の男が警察官に住居侵入の容疑で逮捕されたもので、男は運が悪かっだけのことよ。
ところがこちらは違う。〝恋は盲目〟と言われるが、なんと10年前から好意を寄せていた女性に一目合いたいと、女性が住んでいるアパートの真上の部屋に引っ越したのは51歳の男。男は自室の床に穴を開けて階下の女性の部屋に侵入。乱暴をはたらいたとして住居侵入、建造物損壊などの容疑で逮捕された。そしてその裁判が水戸地裁で行われて、一方的で情熱的な片思いの全貌が明らかになったもの。
住居侵入―60年安保や70年安保の当時、過激派の連中がビラ配りのため郵便受けのある敷地に入ったとしてよくこの容疑で逮捕されたものだった。
警察庁によると今年5月までの住居侵入の認知件数は6421件で前年同期より437件の減少。
ランキングでは大阪が614件、千葉が501件、神奈川が469件、東京が429件、愛知が401件と続いた。多くの都府県が減少しているなかで増加したのは神奈川の126件、北海道の60件、新潟の37件など。
全国平均の検挙率は45.4%で前年より6.7ポイントアップしている。最も高かったのは鳥取の116.7%。以下、高知の112.5%、島根の105.3%、佐賀の73.1%、兵庫の72.5%の順。
これに対して低いのは富山の9.4%、福井の25.0%、大阪の25.1%、千葉の27.3%、茨城の27.7%と続いた。たかが住居侵入、されど住居侵入ですよ。富山県警さん。しっかりして下さいよ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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