警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(3、4日 単位・レベル)
強盗検挙相次ぐ
【治安うんちく】
今年1月に東京・福生市のディスカウントストアに押し入り、店員2人にスタンガンとナイフを突き付けたうえ、結束バンドで縛りあげて現金およそ130万円を奪って逃走していた40歳と47歳の男が警視庁に逮捕された。
6月9日夜には東京・杉並区のマンションで、20代の女性の口をふさいで現金約9000円を奪ったとして27歳の男が警視庁に逮捕され、24日未明、佐賀県内で寝室に寝ていた1人暮らしの80代の女性に「金を出せ」と脅し、女性の顔面などを数回殴ったとして強盗傷害の疑いで25歳の男が佐賀県警に逮捕された。
さらに青森県警は、同18日に弘前市のスーパーに刃物を持って押し入り、7万円を強奪した47歳の男を逮捕すなどこのところ強盗事件の検挙が相次いでいる。
警察庁によると今年5月までの強盗事件の認知件数は361件で前年同期に比べて5件の減少。ランキングは大阪の55件、東京の33件、神奈川の29件、愛知の27件、兵庫の25件の順。
検挙が相次いでいるが5月までの検挙率は70.6%で前年同期を11.1ポイントも下回った。 年間推移でみると平成27年の認知件数は790件で前年を405件下回り、平成20年には1649件の認知件数があったので、発生は減少傾向にあるのは確かなようである。
一方、検挙率は平成20年には63.4%だったが27年には86.6%あり、しかも前年より14ポイントもアップしている。まだ5月現在だが今年に入って落ちているようだが、6月に入っての相次ぐ逮捕で来月は検挙率は上がるものと期待したい…
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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