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2016年6月18日 (土)

水上バイク事故、後絶たず…無免許操縦も横行 (18日)読売

夏のレジャーとして人気が高まっている水上バイクによる事故が後を絶たない。
 小型で動きが速いうえ防護用のおおいなどもない水上バイ クの事故は、他の船舶事故に比べ、死傷者が出る割合が3・5倍に上るという。無免許での操縦も横行しており、12日には岐阜県羽島市の木曽川で4人が死傷 する事故が起きた。第4管区海上保安本部(名古屋市)は「操縦者には船長としての自覚を持ってほしい」と注意喚起している。
 同本部によると、愛知、三重両県の沿岸で昨年までの5年間に事 故を起こした水上バイクは54隻に上る。昨年8月には、愛知県蒲郡市沖の三河湾で、停止中の水上バイク(2人乗り)に、仲間の1隻が横付けした際、2人の うち後部座席に乗っていた30歳代の男性が足をはさまれて骨折するという思わぬ事故があった。ほかにも、海水浴場で遊泳者にニアミスしたり、水上バイクが 引くゴムボートが障害物に衝突したりする事故も少なくないという。
 事故は夏に集中。事故形態としては、54隻のうち衝突(15隻)が最も多く、機関故障(11隻)、推進器障害(9隻)などが続いている。
 数日で免許を取得できることなどから、若者を中心に人気を集めているが、時速80キロほどのスピードを出せるほか、急発進や急旋回が可能なため、操縦を誤れば大きな事故につながる危険性を伴う。
 水上バイクによる事故については、国の運輸安全委員会が 2009~14年に全国の海や川などで起きた281件の事故を分析したところ、死傷者が出たのは243件(86%)を数え、他の船舶事故(24%)の3・ 5倍に上った。けがをするのは操縦者自身よりも、振り落とされた同乗者や衝突された遊泳者の割合が高いという特徴もみられる。
 分析対象となった水上バイクなど291隻のうち、無免許だったのは13%にあたる38隻(38人)で、うち少なくとも4人は初めての操縦。12人は無免許操縦を繰り返していた。
 水上バイクを含む小型船舶の事故を減らすため、国土交通省は7 月1日から、操縦者の処分の厳格化に踏み切る。現行の違反項目は、酒酔い操縦や危険操縦、救命胴衣の着用義務違反などだが、さらに操縦者による「見張りの 実施」と、エンジンや燃料確認といった「出港前点検」を追加。違反点数は現行の違反と同じ2~3点だが、合計で5点以上になると、自動車運転の免許停止に あたる業務停止処分となる。
 木曽川での事故を受け、海上保安庁としても改めて注意を促しており、悪質な違反は厳しく取り締まる方針。第4管区海上保安本部交通部の遠藤富士穂係長(36)は「操縦者は自分の技量と危険性を認識し、安全に楽しんでほしい」と話している。(菊池宏一郎)
 ◆水上バイク=船舶の一種で、推進力としてウォータージェットを使い、ハンドルバーの操作と体のバランスで操縦する。「特殊小型船舶操縦士」の免許が必要で、沿岸から2カイリ(約3.7キロ)以内で航行できる。2015年度末時点で国内に約6万2000隻、免許取得者は124万人。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160618-OYT1T50051.html?from=ycont_top_txt

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